2025/09/28 15:13
レーシングシム用として様々なグローブが市場にあるなかどれが一番使いやすいかを実利用経験に基づきまとめてみました。
比較したのは手持ちの5種類のグローブとなります。モデルとしては2017年から2023年まで約6年間の幅があります。一部モデルについては既に完売・販売中止になっておりますので現在販売中の同等のものをご想定ください。
ラインナップとしは触感に大きな影響を与える縫いの方法が外縫が2種類、内縫が3種類です。
ドライバーによっては指に縫い目があたることを嫌って外縫一択の方も多いですが、外縫の縫い目の大きさと耐久性から自分は内縫が好みです。また認証については耐火性があり公式戦に出場可能なものが3種類、不可のカート用、その他が1種ずつです。
なお、レーシングシムの公式大会の公式ではなくこの公式は実車の公式大会という意味になります。
ではそれぞれの特徴とレーシング・シムに使った場合の印象について触れていきます。

前年まで使っていたOMPの指の部分の外縫の厚みが気になったことと、2年の実戦でそろそろ傷みが気になりだしたことからスイッチしました。後述の同じスパルコ KG-3が内縫いで素材がソフトなことが気に入ってこのグローブに変えたのですが実車用としては素材の厚みがあるにもかかわらず柔軟性がある素材を使用しているためにステアリングを握る感触は悪くありません。OMP等と異なる点は手首のベルクロが廃止されていることからやや着脱に不可がかかるということと、グリップ部分がノンスリップ加工ではないため滑りやすいステアリングの場合はややステアリング感覚が滑り気味ではあります。



4輪競技をやるときに一番最初に購入したものですが現在も販売が続いているロングセラーです。
5. GIYO フルフィンガーソフトグローブタイプ
このグローブは元々はサイクリング用ためレーシンググローブとは厳密にはカテゴリが異なるものと言ってもいいのですが、各所で噂の通り十分利用可能で且つ安価というメリットが大きいです。せっかくの良いグローブでも経年で破れやほつれはどうしても出てきます。ひどい場合には一番接触が多い部分には穴が開くということも普通です。そのような場合、高価なグローブを買い足すのは何かと気が引けるものです。レーシングシム用としてこのグローブを見た場合、圧倒的にダイレクト感が違います。それは素材の薄さとしなやかさによるところが大きいのですがそれでいて破れやすいパーム部分にはしっかりジェル素材でのパッドがあるなどとても配慮されたものです。更にステアリングを跨ぐ親指の付け根部分は3D的な縫製で作られています。グローブを外さなくてもスマホのタッチスクリーンを操作できるのもこのグローブだけの特徴となります。指先が開いているハーフタイプもあります。
このGIYOグローブは類似品が多くまたGIYOロゴが付いていても模倣品が市場にあふれています。
当社の扱うGIYOグローブは信頼できるルートで入手し確認をした物のみを在庫として保有しご提供しております。
なお、素材の関係で収縮性がつよくサイズがややきつめに感じる場合もあるかとおもいます。1回までのサイズ交換に応じておりますが1サイズ大きめのご購入が推奨です。サイズはMからXLまでございます。
6. まとめ
どのグローブも実用性は高く、目的とサイズが適合すれば実車にもレーシングシムにも十分使えるものです。
ただグローブは永久につかるものではなく消耗品であることは間違いありません。ここぞというときにベストなグローブを使いつつも練習用には安価なGIYOソフトグローブを使うという選択もあるかと思います。
よかったらGIYOソフトグローブのプロモーションビデオをUPしております。こちらもぜひご覧ください。